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知っておこう「個建て」と「車建て」

こんにちは!エアフォルクのホームページにお越し頂き、誠にありがとうございます!

軽貨物運送業者として知っておきたい用語の一つに「個建て」と「車建て」があります。
どちらも配送費用に関する考え方で、どちらにするかで配送費用が大きく変わることもあることから、荷主は配送依頼をする時にどちらの方が得なのかを検討します。
私たち配送を請け負う側にとっても収入に直結することなので、その違いと特徴を理解しておきましょう。

まずは「個建て」です。
個建てとは段ボールや通い箱1つあたりの配送料のことです。英語表記すると「unit based fare」となります。
サイズ区分・重量区分・地帯区分(距離)で料金が決まります。
宅配やメール便に適用されていて、一般消費者の利用も多いです。

※通い箱=二つ以上の場所を行き来して材料や部品・製品を運ぶ箱のこと。送る側の箱・梱包材のコスト削減、配送先のゴミを減少させるという利点がある。運ぶ荷物に合ったサイズ・仕様のものを企業が注文・購入して保有する。

<個建てのメリット>

➀荷主はコストを、運送業者は収入を把握しやすい
[配送個数×1箱の配送料]でコストや収入を簡単に算出できます。

➁経営をスリム化できる
把握しやすいというところから、荷主は配送料の算出や配送費削減のために考える配送便やルートの構築・監視にかける時間が少なくすみます。
また運送業者は赤字にならない工夫がしやすく、荷物の管理も最低限ですむのでその分他のことに時間を回すことができて稼げる環境をつくりやすいです。

<個建てのデメリット>
➀基本的に料金が車建てとくらべて割高

➁荷物が増えるほどそれに比例して配送費も上がってしまう
1ついくらという料金のためコストを削減するには荷物量を減らすしかなく、荷主は思った量を送れないということもありえます。

③配送費削減の工夫のしようがない
単純明快なだけに、荷物を減らせないのならば、運送業者への価格交渉という形でしかコスト削減ができません。
そのため運送業者は価格交渉を迫られることも多く、交渉力が試されることになります。

次に「車建て」です。
車建てとは運送につかう車両1台あたりの配送料のことで、英語表記すると「charter system fare」です。
軽貨物運送の仕事の一つであるスポット便は車両を貸切って配送するので車建てということになります。ちなみに一回限りのスポット便と定期的なスポット便では車建ての単価に違いがあるのが一般的です。

<車建てのメリット>
➀個建てよりも安くすむことが多い
荷物に対する配送料ではなく、車両に対しての配送料となるので、より多くの荷物を運ぶことができ、満載に近づけるほど配送費を抑えることができます。また荷主からも喜ばれる配送方法なので運送業者は仕事を得やすいという一面もあります。

➁複数の配送を組み合わせてもコスト削減になる
中継地等も含め複数の配送を組み合わせ効率化・最適化することで大量の荷物を複雑に配送するようなルートでもコストを最小限に抑えられます。

➂関係者がコスト意識を持ちやすい
車両1台に対しての計算になるので、努力次第でコストが削減できるため荷主は効率的にかつより多くの荷物を運ぶことを考えます。一方運送業者は引き受ける荷物の量などを考えないと割にあわない仕事になってしまうため、両者がともにコストに対する意識を必然的に持つようになります。

<車建てのデメリット>
➀荷量がもともと少なかったり、減少するとコストが割高になる可能性がある。
車建てで配送するはずだった荷物が少なくなってしまい割高になると、配送費を削減するため個建てに変更し、配送料の計算しなおしや荷物の量の調整に時間がかかって非効率になることもあります。

➁荷主も運送業者も多数の便と多くの荷物の監視・管理に手間と時間がかかる

➂コスト削減のための荷量の算出や複数の配送のルートの効率化・最適化にはそれなりの労力を必要とする

この二つは軽貨物運送業者として業務をしていく上で大切なお金の考え方です。
どちらがより稼げるのか考えながら仕事をするのはもちろん、荷主と運送業者の両者がコストや収入に対して意識を高め、互いに良い関係を築きながら業務を効率化していきたいものですね。

 

 

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