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競争激化する「クイック配送」

新型コロナウイルス化で食品電子商取引のニーズが高まるなか、既存のEC 業者やコンビニも含めた競争はさっそく激しさを増している。
12月上旬、東京・新宿にある都庁近くのビル街。
料理宅配アプリ「フードパンダ」を運営するドイツ系のデリバリーヒーロージャパン(東京・港)が始めた新サービスの拠点だ。
サービスの拠点は「ダークストア」と呼ばれる倉庫のような拠点だ。
面積は約300平方メートルでコンビニエンスストアより大きい。
調味料や冷凍食品、トイレットペーパーなど2000種類以上の商品がずらりと並び、「ピッカー」が3人待機する。
一般的にネットスーパーの場合、配達は最短で注文から数時間後で、翌日になる場合もある。
注文から配達まで約30分というスピード宅配を目指すパンダマートを支えるのが、デジタル技術とギグワーカーの配達員だ。
アプリを使って注文を受け付けるのは料理宅配と同じ。
パンダマートでは30分で配達可能な範囲の利用者にだけサービスが表示されるという。

ピッカーは商品棚から端末に映る画像と同じ商品を探していく。
商品をバーコードで読み込み、注文と異なる場合はエラーが表示される。
さらに他のピッカーが注文リストと照らし合わせて間違いがないかを確認し、袋に詰める。
注文料金に下限は設けず、送料は税込み220円。
パンダマートのような注文から数十分での配達をうたう食品宅配は欧米で「 Q コマース」と呼ばれている。
11月にはヤフーにクイックコマース事業部を立ち上げた。
「10分配達」を掲げるスタートアップ企業も出てきた。
1回あたりの購入単価を4000円程度まで引き上げることだ
税別1000円から注文可能で、午後11時までの宅配に応じる。
ローソンもウーバーイーツなどを使った宅配を約2000店に導入している。

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