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心の免疫力を上げる方法
2022/02/24

コロナウイルスの感染が騒がれるようになってから丸2年が経過してしまいました。デルタに続く新たな変異株オミクロンによって一日の新たな感染者数は各都道府県であっという間に最高値を塗り変え、いまだ数千人単位で感染者が出ている県もあり、医療もひっ迫していて不安は尽きない状況にあります。
長期間にわたるコロナ禍に慣れて「Withコロナ」へと対応した人もいることと思いますが、一方でどうしたらよいかわからずひたすらに我慢を重ねている人もいるのではないでしょうか?

 
これまで経験したことのない環境の変化や先の見えない状況・行動の不自由さの中で生活を送ることは、知らず知らず緊張が続き、無意識に体や気持ちに力が入って、体調面・心理面またはその両方に不調を起こすこともあります。
具体的にいえば、体調面では「疲れがとれない、眠れない、頭痛、肩こり、体の痛み、めまいなど」心理面では「常に不安心配、イライラする、落ち着かない、気分が落ち込む、緊張感がとけない、一人でいるのが怖い、集中できない、意欲がでないなど」です。
これらの症状は、コロナだけではないかもしれませんがそれも含むストレスによるものです。

 
ではまだ長引いてしまいそうなこのストレスフルな事態から自分の心の健康を守る為にどう対処すればよいのでしょうか

 
 
まずは『正確な情報を得ること』です。
情報があふれているこのご時世、真偽のわからない多くの情報に翻弄されて一喜一憂することも少なくありません。確かな情報を出してくれるところや得た情報の取捨選択は非常に大事です。あまりにも気になってしまい、不安や心配な気持ちを煽る結果となってしまうなら情報を集めすぎないというのも一つの選択です。

 
心の健康に最も有効なのは『コミュニケーションをとること』です。
意外だと思われる人もいるでしょう。コロナ禍では感染予防の観点からコミュニケーションは控えた方がよいのではと思う人もいると思いますし、今は自ら「コミュ症」と公言してしまう人も少なくなく、もともと苦手でストレスになるからと避ける人もいますが、じつは逆なのです。たとえコミュニケーションが苦手な人であってもこのような大変な状況においては特に人としての繋がり・心の寄り添いが必要だと言われます。
そもそもコミュニケーションとは【人や動物が感情・意志・情報などを受け取りあい伝えあうこと、互いの心を共有することによって何らかの影響を与えあい変化・成長する行為】をいい、共有することで安心感・信頼感を得て心が解放され、すると意識も変わりやる気や意欲もわいてくるのだそうです。
ただその時のおさえるべきポイントがあります。それは、特に聞き手側の時、話す人の気持ちをそのまま理解し受け止めるように聴く(否定しない・非難しない・疑念をはさまない・質問攻めにしない・良い悪いと評価しない・助言しないなど)ことです。そうすることで最大限コミュニケーションの効果を引き出すことができます。
コミュニケーションをとる時にはもちろん感染予防対策は必要ですが、ここでこそ電話やメール・ビデオチャットなどを駆使して家族と友人と職場の人とたくさん話すようにしましょう。

 
一見あまり関係なさそうに思えますが『体を動かすこと』も心のケアには必要です。
テレワークや在宅勤務による運動不足が大きな問題になっています。大人だけでなく、すでに運動する機会と場所が減り体力の低下が問題とされている子供にも感染予防対策によって拍車がかかっている状況です。
運動不足は血流を悪くし疲労物質を溜めてしまうため、すぐに疲れを感じるようになってしまったり、消極的になり気分が落ち込んだり、不眠を引き起こしたりもします。
運動することでこれらの血流の悪さが起こす諸症状の改善ができます。また体力の低下を防いで、脳を活性化し、脳内にセロトニンという神経伝達物質が増えることで気持ちをリフレッシュ・前向きにさせることができます。緊張をほぐすのにも有効なのだそうです。
ある研究では身体活動の多い人はそれほど多くない人よりもうつ病になる確率が20~30%低いという結果がでていて、ここから運動とメンタルヘルスには深いかかわりがあることがわかりますね。
軽貨物含む運送業は、コロナ禍の中にあってもなくてはならない業務であり体が資本の仕事ですから、携わっている方たちは運動不足ということはないと思いますが、仕事以外でリラックスしたり気分転換するために軽い運動をするのもオススメです。

 
「好きなことをする」ことはその悪い事怖い事への意識をそらし、意識すればするほどはまってしまい抜け出せなくなる負の連鎖を断ち切ってくれます。好きなことをする時間をできるかぎりつくりましょう。
コロナのせい等で好きなことができないという人もいらっしゃると思いますが、そこは前向きにとらえ、【一人や少人数でできる今しかできない事ややりたいことが思うようにいかないなら新しい趣味・関心を見つけて楽しむ】と自分にもプラスになってストレスのない生活ができるのではないでしょうか。

 
上記のようなことを実践して自分なりの方法でメンタルヘルスを維持できるのが一番よいですが、自分ではどうにもできず苦しい状況に陥ってしまいそうなら、早めに「専門家や対応機関に相談する」ことも視野にいれておくと安心です。誰しもありうることですので恥ずかしいと考えず、いざという時は専門家を頼りましょう。

 
 
自身にとってそれがストレスになるかどうかはその出来事をどのように受け止めているかによります。
そのため、どのような事でも柔軟にまた発想の転換で肯定的に捉えることができれば、それは脳や心にとってストレスではなく良い刺激になります。また「嫌だな」「辛いな」と感じることはごく自然なことなので排除するのではなく共存するという気持ちが大切なのだそうです。コントロールできないこと(自分が何をしようと変える事のできない事柄)を嘆くのではなく、自分がコントロールできる事を上手く利用して自分が不快にならずストレスを解消する方法を見つけ実践することが大事です。
 

 
このこれまでと比べれば窮屈に感じてしまう生活も、今までにはなかったこと、考えられなかったこと、思いがけない出来事などが実現し新しい道が開けつつあると考えれば悲観するものでもありませんし、それを実感し喜ぶ声が意外と多いのも事実です。多様性の時代と言われながらなかなか固定観念を払拭できなかったのをコロナ禍が一気におし進めたような一面もあり、多様な価値観が求められるようになってきました。これは喜ばしいことではないでしょうか。

この先も上手に心の免疫力をあげ、健康を維持し前向きに乗り切っていきましょう!